創業間もないあの会社はなぜあんな優秀な人を採用できたのか?

私が過去にご紹介させて頂いた案件のお話です。

BIG4の戦略部隊で30代でDirector職を努めていらっしゃる候補者がいました。
その方は、現職でも最速昇進・昇格をしてきたので、2年後にはPartnerのポストが見えていた方でした。

そんな優秀層の方を欲しがる企業は数多あります。ブティックコンサルならなおさらです。

実際、本格的に転職活動を開始された途端に様々なオファーが並びました。

そんな中、彼が入社を決めたのは私がご紹介した「立ち上げ期のファームで1人目のPartnerポストを任せる」、というオファーでした。
提示年収はその会社が一番低かったです。
その会社の親会社は若き社長が牽引する上場企業で、その子会社として箱を作ってあるし投資もするから事業を引っ張ってくれ。というものです。

こういったオファー条件は乱暴に言ってしまえば会社に一定の投資資金があれば、誰でも作れる内容です。
年間数億の売上を上げることができる人材に数千万のオファーをする、その人自身が売上を牽引するのですから、オファーは比較的作りやすいはず。

ではなぜそんな方が、創業間もないあの会社に行ったのか?

理由は一点、「経営者の掲げるヒジョンと人としての魅力」でした。

私もその社長と会うたびに思うのですが、
彼の掲げるビジョン・目標は壮大で、本当にやりきってしまいそうな熱量と、人としての魅力がある経営者です。

誰よりも大きな目標を掲げ、誰よりも動き、
相手の目をまっすぐ見て未来を語る堂々たる姿に
「この人と一緒に走れば思ってもみない景色が見れるかもしれない」と思い、その候補者様は飛び込む決意をされました。

この採用支援を経て、私自身、経営者としてのあり方を大変勉強させていただきましたし
「企業は人である」ということを身に沁みて体験しました。

経営者こそビジョン・目標を具体で語り、自ら先頭に立って行動すべき。

私も社員の情熱に火を付ける存在であり続けたいなと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次